バッグを用いた豊胸施術により、短期間で豊かな胸へと仕上げることを可能にします。女性らしい豊かな胸を実現してくれる豊胸バッグには、シリコンタイプのものと生理食塩水のものが提供されています。ここでは、豊胸バッグの種類と値段、特徴を紹介していきます。
女性らしさの象徴である豊かな胸を手に入れられる豊胸バッグについて詳しく知っておきましょう。
豊胸バッグで綺麗なバストラインを形成
豊胸施術に用いるバッグには、シリコンで作られたものと生理食塩水により生成されたバッグがあります。日頃から胸の大きさや形にコンプレックスを抱いている女性でも、豊胸施術を行えば、すぐに綺麗なバストラインを手に入れることが実現するものです。
豊胸バッグを挿入する場所は、大胸筋下と乳腺下のいずれかになり、施術を受ける方の体質や要望に応じて選ぶ形になります。大胸筋下に施術を行う方の場合は、見た目が綺麗なバストラインを維持したいと考える方が多く、洋服越しでも分かるような綺麗なバストラインを作りたいと考えるような場合に用いるケースが多かったりします。
乳腺下に豊胸バッグを入れる方は、見た目のバストラインの美しさよりも、実際の触り心地を重視する方が多いです。
豊胸施術の流れと施術の内容
豊胸施術を行う際には、カウンセリングの段階でバストの計上とサイズを入念に計測していきます。大胸筋下や乳腺下への豊胸バッグへの挿入というと、傷みや腫れが伴っていくのではと懸念される方も多いものですが、小さな切開口から豊胸バッグを挿入する施術になりますので、施術に要する時間も短く、傷みを感じることのない、スムーズな施術となっています。
施術の後のダウンタイムも僅かで済みますので、週末などの空いているタイミングで気軽に施術を受けられるのも、豊胸施術を受ける方が増えている理由です。施術後のアフターケアも充実していて、術後は一定期間に渡って定期的な検診を受けることが可能です。
術後の豊胸バッグの状態や、乳がんの発生の可能性などを定期的に調べていきますので不安はありません。
シリコンバッグの種類と特徴
シリコンバッグには、大きく分けてアナトミカルタイプとラウンドタイプが存在しています。アナトミカルタイプは、バストの下部にボリュームを出すことを可能にするために、寝ている間でも型崩れをすることがない、綺麗なバストラインの形成を実現します。
ラウンドタイプの場合は、女性らしい柔らかなバストラインを形成するために用いる場合が多いです。シリコンバッグの内包物は、シリコンジェルを凝縮したものが殆になり、激しく動いた場合でも中身が漏れることがないように仕上がっています。
バッグの表面にはテクスチャード加工が施され、柔らかい自然な触り心地を実現しています。
生理食塩水を用いたバッグの種類と特徴
生理食塩水は体液に近い塩化ナトリウムで生成される水溶液です。体液に近い成分ですから、胸に挿入したバッグが劣化した際でも、体内への流出に不安を感じることもありません。塩化ナトリウムにより生成されていますから、シリコンジェルに比べると全体的に硬い感触が伴ってしまうのは否めない部分はあります。
長きに渡って胸の形を形成していくのが豊胸施術の目的ですから、体内で内容物が流出しても問題が無い、生理食塩水のほうが良いと考える方も多いものです。見た目や触り心地であればシリコンバッグの方が良く、体内への影響の少なさで考えると生理食塩水を用いた豊胸施術の方が良いのです。
豊胸バッグの値段の傾向
豊胸施術を受ける際に気になる部分は、施術に用いるバッグの値段になるでしょう。豊胸施術に用いるバッグには、シリコンジェルを用いたバッグと、生理食塩水を用いたものがあり、それぞれ値段は変わっていきます。
一般的には、シリコンジェルを用いた豊胸バッグよりも、生理食塩水を用いたバッグのほうが安い値段で提供されています。シリコンジェルを用いたタイプには、モティバとも呼ばれる高級なジェルタイプもあり、豊胸施術後のカプセル拘縮が生じることを防ぐ機能が付加されています。
豊胸施術の際にかかる施術費用には、現金での一括払いだけではなく、ローンを組むことも可能となっています。豊胸施術で利用できるローンには、クリニックとクレジット会社が提供している医療ローンと、金融機関で提供されているフリーローンの二種類があります。
将来に渡り、永続的に胸の豊かさを維持するのが豊胸施術ですから、目先の予算だけを意識せずに、長い目で見てバッグ選びを進めましょう。
豊胸施術の後に起こる後遺症のケース
シリコンバッグや生理食塩水を用いた豊胸施術では、術後に思わぬ後遺症に見舞われてしまう方も少なくは無いです。体内に挿入したバッグが、胸内で破裂してしまい、バッグ内部のシリコンジェルや生理食塩水が体内で流出してしまう場合も有り得ます。
施術を受けた方の体質によっては、術後に一定の期間が経過するとカプセル拘縮という症状が生じる場合があります。カプセル拘縮は、胸に挿入したバッグを異物とみなし、体が拒絶反応を示す症例です。豊胸施術では、元々体内にはなかった成分を胸のなかへ注入していく施術ですから、術後に様々な症例が生じる可能性があります。
豊胸施術を受ける際には、事前に入念なカウンセリングを受け、自分の体質にあった施術方法を選択することが大切です。術後に後遺症で悩まされた場合には、すぐに施術を行ったクリニックへ相談することも必要です。
専用の検査機器を用いるクリニック選びが重要
胸というデリケートな部分の施術になりますから、施術前には、入念な検査が必要です。バストの美容や健康、乳がん検査に至るまでをトータルで行える専門医が在籍しているクリニックで、専用の医療機器を用いた適切な検査を受けることが必要です。
いつまでも型くずれすることがない、豊かなバストを手に入れるには、施術を受けるクリニック選びを慎重に行うことも大切なのです。豊胸施術を行うクリニックで用いる検査機器の多くは、超音波を用いたものとなり、大学病院などで乳がんの検査をする場合に用いるものと同じな場合が殆どです。
施術を受ける前に、自分の体質に合っているかや、後遺症が生じるかを入念に調べておき、問題のない豊胸施術の実現を目指しましょう。施術を行ったのに、体に違和感が生じてしまったり、左右の胸のバランスが悪くなったりするのでは意味もありません。
自分にあったクリニック選びを慎重に進めていきましょう。